ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★初対面は苦手

初対面の人と話をするのは苦手だ。
どんなことを話せばいいのか思いつかなくて、なかなか言葉が出てこないことが多い。

日曜日、日本語教室研修会の一環で、H市の日本語教室が主催する交流会に参加した。
その交流会には、H市在住の国際交流に関心のある住民も数人、参加されていた。
ランチをとりながら、4,5人が輪になって話をすることになった。
わたしのグループは、同じ教室のスタッフのAさんとH市の住民のBさんと外国人2人とわたし。
わたしの隣がBさん、Bさんの前にAさんが座っていた。

Aさんは、42歳の、とてもお喋りな独身女性。
Bさんが韓流ファンだと聞くと、韓流スターの話で場を盛り上げた。
韓流スターはヨン様しか知らないわたしは、ただただ感心して二人の話を聞く。
その内、Bさんが就職したばかりの一人息子さんの話を始められた。
興味はないが、とりあえず、彼女の話に相槌を打つ。

しばらくすると、Aさんが、「トイレ、あっちだっけ?」と言って、席をはずした。
二人の外国人は、楽しそうに何か話している。
わたしは隣のBさんと何か話さねば、と気が焦ったが、先ずは、わたしの町に来たことがあるかどうか訊ねてみた。
一度もないとのこと。
しかも、あまり我が町に興味なさそうな様子。
それで、Bさんの息子さんが自立されたと話していたのを思い出し、わたしは、
「じゃ、息子さんも親元を離れて、今はご主人と二人暮らしで…」
と、無難な(と思える)話題を振った。
すると、彼女、「主人はいません」と素早い返事。
ヤバっ、と思ったが、わたしの次の言葉を待たず、彼女、「離婚しました」と続けた。

   あちゃー
  次、何て言えばいいのよーーー
  

適当なセリフが浮かんで来なくて、ただただ居心地が悪い。
その時トイレから戻って来たAさんが神様に見えた。