ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★おっちょこちょい

わたしの乗っている車はあまり売れないようで、滅多に見ることがない。
わたしの車と言っても、★軽自動車考でも書いたが、元々は夫の車である。
夫が選んだ、夫好みの車である。
人気がない車種なのに、その上、車体の色まで同じ車となると本当に珍しく、町で走っているのをこれまで2,3度しか見たことがない。

昨日のことである。
スーパーでの買い物を終え、駐車場へ急いだ。

いつものように、車のドアハンドルのスイッチを押すも、ドアが開かない。
★恥の上塗りで書いたことがあるが、この車はキーフリーシステム装着車である。
電子カードキーをバッグに入れたままでも、運転席ドアハンドルのスイッチを押すと開錠される。

わたしは、おかしいなぁと思いながらバッグからカードキーを取り出し、ドアハンドルに近づけて、再度、スイッチを押してみた。
相変わらず、スイッチはビクともしない。
仕方ないので、今度は、カードキーに付いている開錠スイッチを押してみた。
ところが、それでも開かない。

   えーーー、もしかして、壊れた?それとも、電池が切れた?
   ついてないなぁ…どうしよう…

などと思いながら、何気なく車の中に目をやると、何だか様子が違う。
ペットボトルなどが見える。

   ぎゃっ、わたしの車じゃないっ

急いで車から離れる。
見ると、2台先にわたしの車が停めてあった。
わたしは、思わずキョロキョロと辺りを見回した。
その車の持ち主らしき人が居ないのを確認。
安心して自分の車に向かった。