ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★険悪ムード

昨夜のことである。
正確には、間もなく日付が変わろうという真夜中のことだ。

ピンポン、ピンポンという激しく鳴るチャイムの音と、ドンドンドン、というけたたましくドアをたたく音で目が覚めた。
枕元に置いてある目覚まし時計を見ると、11時55分。

夫のベッドを見ると空っぽだ。
夫が忘年会から帰って来たのだとわかった。

その2時間半前の10時半、わたしは寝室がある二階へ上がる前に、キートレイに家の鍵がないのを確認してから二階へ上がった。
夫は遅く帰るつもりで鍵を持って飲みに出かけたようだから、玄関のドアは鍵を開けておかなくてもいいと、閉めたままで二階へ上がったのだ。

熟睡していたのを起こされ、わたしは腹が立って、腹が立ってたまらなかなった。
下へ降りて、玄関の鍵を開けるやいなや、「鍵を持っているんだから、自分で開けなさいよっ!」と大声で怒鳴った。
夫は、「持ってない」と酒臭い息を撒き散らして答える。
もはや、自分が鍵を持っているのかいないのかさえわからないほど酔っている。
玄関先で喧嘩しても仕方ないので、わたしはサッサと二階へ上がった。
しかし、寝付けない。
怒りのために寝付けない。
1時間くらい悶々としていた。
その内、二階へ上がって来た夫は、直ぐにスースーと寝息を立て始めた。
腹が立ってしかたないので、たたき起こしてやろうかと思った。(しなかったけど)

そして今朝のことである。
キートレイにきちんと家の鍵が置かれていた。
夫がこっそり置いたのに相違ない。
わたしは、鍵を持っていながら寝ているわたしを起こした夫を再度、責めた。
夫は、持って行かなかったのだからしようがないの一点張り。
許しを請うのならまだしも、自分の非を決して認めない夫。
本当にむかつく。

今も険悪ムードは続いている。