ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★半分は過ぎたよ

わたしが夫について不思議に思うのは、欠かさずNHKの朝の連続テレビ小説を見ることである。
連続テレビ小説というのは家庭の主婦かお年寄りが見るものだと思っていた。
いい年のおじさんが見るというのが信じられない。
実は、夫は現役時代でさえ、BSで土曜日に1週間分をまとめて放映しているのを見ていたのだ。
だから、退職後は毎朝、8時15分から見るのは当然のことである。

一方、わたしは、連続ドラマというものをあまり見ない。
おそるべき視聴率を達成した、あの「おしん」でさえ見ていない。
しかし、「東京ラブストーリー」を見なかったことは、今になって悔いている。

夫が退職後は8時過ぎに朝ご飯を食べるようになったので、わたしも付き合って見ることもある。
ちりとてちん」は面白かった。
洗い物も後回しにして見ていたくらいだ。

今、朝の連続テレビ小説は、「ウェルかめ」である。
3ヶ月が過ぎたが、全然、物語が発展しない。
いつまで経っても、ちっとも面白くならない。
あの夫にとっても、さすがにこれは最悪らしい。
つまらん、当たり前のことしか言わん、小学校の学芸会みたいだ、何が言いたいのかわからん…
などとブツブツ言いながら見ている。

10月に始まった頃からずっとこうなのだ。
「見るのを止めればいいのに」と言うと、
「朝ドラを見るのは習慣だ。習慣というものは、そう簡単に変えてはいけない」などと屁理屈を言う。

昨日も、「ホント、ひどい。全然、面白くない」と言いながら見ていたので、
「半分は済んだじゃないの。まあ、後3ヶ月の辛抱よ」と言って、慰めてあげたのだった。