ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★手順が悪い

春節に台湾へ行く日程が決まった。
今回、初めて長期に台湾へ滞在する。
これまでは11日間のチケットを取っていたが、初めて1ヶ月チケットを購入した。
3週間、日本を留守にする予定である。

留守中に確定申告が始まるし、帰国後に法事が控えているということで、何かと気ぜわしい。
帰国したら直ぐに申告できるように準備を整えておかねばならない。
法事には夫の姉と弟夫婦が戻って来て我が家に泊まるので、それなり大変である。
今更言っても遅いが、長男の嫁になどなるものではない。

夫はともかく気の早い男なので、次から次へと命令が下る。
早目に台湾へ持っていくお土産を考えておけ、娘にアレを言っておけ、コレを訊いておけとうるさい。
いつものことではあるが、色々よく気がつく人だ。

もう3月の法事の段取りも始めた。
久々に実家へ帰って来る姉と弟である。
遠方からやって来る姉と弟である。
家をきれいにして迎えたい気持ちはよくわかる。
昨日は、和室の襖を張り替えてもらおうと言って、早速、業者さんを呼んだ。
襖の張り替えなんて、注文してから数日で出来上がるのだから、台湾から戻ってからでも間に合うのにと思うが、思いついたらやらないと気が済まない性質。

次には、障子の張り替えくらい自分たちでやろうと言って、夫は障子紙を剥いだ。
わたしは、寒いし、まだまだ法事は3月なんだから、と障子を張る気には全然ならないというのにだ。
ほんと、考えただけでもうんざりする。
ひたすら面倒なだけ。
というか、先ずは障子紙を買いに行かねば障子は張れない。

「どうせ障子の張り替えをするんなら、お正月を迎える前にしておけばよかったのに…」
と、夫に聞こえないように小声で呟いた。