ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★かわいくない

夫が退職後、最も時間を割いているのが公民館活動と写真である。

写真については、新聞、地域の自治体や団体が主催するコンテストに熱心に応募している。
地域の広報誌をはじめ、新聞(地方紙だが)にも、既に、数回、写真が掲載された。
新聞は写真が載るのは入選者だけで、予選通過に終わったものは名前しか出ないが、今では予選通過者の常連になりつつある。
入選まであと一歩だ。(と夫は言っている)
自治体や団体が主催するコンテストでは賞金が出るので、結構いい小遣い稼ぎになっているようだ。

最近は、二日続けて地方紙に名前が載ったこともあって、会う人ごとに夫の話題を持ち出される。
わざわざ「ユリさんのご主人?」という確認の電話まで、わたしの知り合いからかかって来た。

夫に写真の才能があったのには、わたしも正直、驚いている。
しかし、得意になっている夫を褒めようという気持ちにはなれない。
話題になっていることも、電話がかかって来たことも黙っている。
それどころか、「そんなに次々プリントして、どうするん。部屋中、写真だらけじゃないのよ。なんとかしたら」などと言って叱っている。

まあ、かわいくない妻ではある。