ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★続・中国人と台湾人

娘曰く、「中国人が好きな台湾人は居ないよ」。

それは、台北101にある土産物店で、女性店員が随分ぶっきら棒に大陸からの観光客に接していたのを話題にした時だった。

かなり偏った見方だと思うが、まるっきり嘘でもないような気もする。
タクシーの運転手さんなども含め、わたしがお喋りした中で、中国や中国人を良く言う台湾人は一人もいない。
ただ、台湾人の婿殿が言うのならまだしも、娘から聞くとは思わなかった。
もっとも、自分は台湾人じゃないから、第三者的にそう言えるのかもしれない。

娘と台湾大学の近くにある商店街で買い物をした。
学生相手の店が多いので、衣類も食べ物も比較的安い。
娘はジム用のパンツを探していた。
何着も試着して、最後まで残ったのが2着。
価格もさほど差がなかった。
娘は迷っていたようだが、一方が Made in Taiwan で、もう一方が Made in China なのを確認すると、「やっぱり Made in Taiwan よね」と言って、そっちのパンツをレジに持って行った。

決め手は台湾製だった。
台湾に対する愛国心が芽生えているのを感じた。


【童心にかえって 〜 廃線となった苗栗縣・勝興駅で 〜】