ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ヤな性格

今年に入ってから、夫の写真が続けてコンテストに入賞。
3月の中旬から2週間で、3度も続けて表彰式があった。

応募するのは自治体や団体、新聞社などが主催するコンテスト。
夫は、県内、県外にかかわらず、興味のある題材であれば大抵、応募している。

隣の県の自治体が主催したコンテストの表彰式には、わたしも観光がてら御供した。
さすがに夫婦で表彰式に参加したのはわたし達だけだった。

写真コンテストの賞品は色々である。
一番嬉しいのが賞金。
その次が商品券やギフトカードである。

今回は、残念ながら、3ヶ所とも、その地域の特産品だった。
最優秀賞を取ったコンテストでは3万円相当とあったので大変に楽しみにしていた。
宿泊券や食事券、入浴券などもあるのでは、と夫は勝手にウキウキしていた。
ところがである。
賞品は、立派な表彰の楯と数点の特産品。
特産品に欲しい物は何一つなかった。

二人の不平、不満が始まった。
△△町はセンスが悪い、楯なんて貰っても嬉しくない。
それに、紙太鼓なんて貰って一体どうするのよ。
飾っておけって言うの。
誰かにあげるって言っても、欲しい人なんていないよねぇ。
ホント、どうしようもないね、△△町は…。

とどまるところがなかった。
言い尽くした後で、「わたし達ってホント、ヤな性格ね」と言って苦笑いした。