ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★妻の鑑

晴天が続く。
夫は家でジッとしてられない。
今日も、10時にはカメラを提げて出て行った。
夕方まで帰って来ない。
ということは、今日もお昼ご飯の準備が要らない。
わたし一人なら、ありあわせで済まされる。
夫が現役時代に戻ったようで嬉しい。

世はゴールデンウィークの真っ最中。
観光地に人が集まり、帰省客が移動する。
かつて、わたし達もゴールデンウィークは忙しかった。
しかし、今は毎日が日曜日である。
ゴールデンウィークでなければ遠出できないということはない。
旅行は観光客の少ないウィークデーに行けばいい。
週末、祝日は家でじっとしていればいい…のである。

しかし、夫は違う。
お天気次第で夫の行動が決まる。
天気さえ良ければ、夫は遠方へ写真を撮りに出かける。

最近、ガソリン代が値上がりした。
まだまだ、この先も上がりそう。
一日中、走り回れば、ガソリン代も馬鹿にならない。
しかし、何も言うまい。
家を空けてくれるのだもの。
感謝しなければ…。
いえいえそんなことは瑣末なこと。
定年後に熱中できる趣味があることを喜んであげなければ。

まさに定年夫を支える妻の鑑(かがみ)である。