ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★夢の中でぐらい


いやー、ものすごい夢を見た。
現実にはあり得ないような夢を見た。
何しろ、夫が女性にモテるという夢。
しかも、若くて美しい女性に。
絶対にあり得ない

わたしは夫と女性がいちゃついている傍で眠っていた。
いや、寝たふりをしていた。
時々、薄目を開け、ダンボの耳になって、二人の様子を窺っていた。

女性は夫を抱き寄せ、可哀想に、とか、愛おしい人、とか言いながら夫の髪の毛を愛撫している。
(髪の毛がしっかりあってよかったねぇ)
夫は何やら戸惑った表情で女性を見つめている。
(そりゃそうだろうよ)
わたしの友達も数人居るようで、わたしの方を覗き見て、不安気な顔をしている。
よく寝てるみたいだから大丈夫なんじゃないのとか何とか言っているのが聞こえてくる。
こうなったら、何が何でも起き出すわけにはいかない。

   一体、この先、二人はどうなるの?

もやもやした気分の中で、突如、夢は途切れた。

夫がカーテンを開ける大きな音が耳に入った。
部屋がぱっと明るくなった。
夫のだらしないパジャマ姿が目に入った。
亀井静香顔負けのはね上がった髪の毛。
まあ、現実はそんなもんだ。

それにしても、今夜はモテ妻バージョンを見たいもんだ。

できれば、お相手は福山雅治で…っていうのは、ちょっとあつかましいか。