ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★母親節より龍馬

日曜日は母の日だった。
台湾でも「母親節」と言って、母親孝行をする日である。
娘たちも台中から姑を呼び、兄姉の家族も招待して、にぎやかに食卓を囲んだそうだ。
それで、日曜夜の定期電話は月曜夜に変更になった。

夫は母親節の様子を聞き終わると、早速、母の日プレゼントが届かなかったことを責めている。
姑を大切にするのはいいけど、ママに何もないのはヤバいんじゃない?とか何とか言っている。

別に、わたしゃ、毎年、毎年、プレゼントしてくれなくてもいいけどねぇ。
それに、夫に言うのを忘れていたが、先日のメールに、パパの誕生日にまとめてプレゼントするから楽しみにしていてね、と書かれていたのだった。

言い忘れていたわたしが悪いのだが、それにしても、いちいち細かいことに気の付く人だ。
っていうか、まるで小姑みたい。

わたしに電話を変わった。
わたしと娘の話題は先ずは「龍馬伝」である。

日曜日は皆が集まったから龍馬伝どころじゃなかったんじゃない?と訊いた。
すると、観たよね、と当然のように答える。
食事より龍馬伝、と続ける。
騒々しい台湾語空間から逃れ、テレビの前で一人静かに幕末の空気に浸ったそうだ。

「今回も泣けたよねぇ〜〜〜」
「ホント、ホント。龍馬と武市のやり取りを聞いているだけで、涙が浮かんだよ」

そして、いつものように福山雅治が素敵、次回が楽しみ、で終了する。

娘というのはありがたいものだ。
夫と話したんじゃ、全然、盛り上がらないものね。