ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★諦めが肝心

娘からメールが届いた。

  昨日入った情報によると、
  兄夫婦は今回の帰国旅行、キャンセルするって。
  めでたいことに、最近、2件ほど新しい仕事が入って、
  お盆あたりが山場らしく、休めないらしい。

わぁぁぁぁぁぁぁぁ、うれしいっ!
昔から「果報は寝て待て」って言うけど、本当だ。(ふさわしい表現か?)
兄夫婦には悪いけど、ホッとした。

でも…。
ってことは、この一週間の老夫婦の難儀は何だったんだ?
客4人が8畳の和室に寝るために要した重労働と夫婦の諍いのことだ。

先ず、夫の部屋の捨てても惜しくないような安物の書棚を物置に移動した。
そのスペースを作るために、先立って物置を整理し、多くを廃棄処分した。
出来た空間に、その書棚を運ぶ。
ついでに、夫の部屋にはふさわしくない、しゃれた書棚をダイニングルームに移動した。
その代わりに、かつて娘が使っていた安っぽいウッドラックを夫の部屋に運んだ。
その後、やっと目的の和室の書棚を夫の部屋に移動。
運ぶ時、二人の呼吸が合わず、廊下に大きな傷を付けてしまった。
相変わらす、粗忽な二人である。

部屋の模様替えをする時はいつもそうだが、今回も、何度も夫が切れた。
わたしが何か意見することで自分のペースが崩されると、途端に切れるという単純男だ。
三つ子の魂百までと言うが、結婚した時からこの性格は変わらない。
年とともに穏やかになるのでは、と期待したわたしが間違っていた。
人間、諦めが肝心である。
和室だけじゃなく、物置も夫の部屋もダイニングルームもすっきりしたのだ。
それだけで十分じゃないか…と思わないと。