ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★外付けハードディスク受難(4)

帰宅後、夫に経過を話すと、わたしがその目で確認したのならそれでもういい、と言った。
何もしないで修理されたものが(というか、ドライブユニットを取り替えるのだろう)戻って来るのでは気持ちの収まりがつかない。
中のドライブユニットが壊れているのを確認したのなら諦めるしかない、と潔く言った。

外付けを再度、修理センターに送った。

あれから4日が過ぎた。
もちろん、まだ外付けは戻って来てはいない。
戻って来たら、もう一つ新たに外付けを買うつもりだ。
今度は、違うメーカーのを買おう。
同じメーカーの製品は、今後どんな機器であれ絶対に買う気にはなれない。
これからは、それに外付けのデータをバックアップするようにしよう。
それが一番、簡単なバックアップ法だ。
夫にも、楽にできるだろう。

そもそも、去年パソコンを買った時、古いパソコンのデータを外付けに引っ越す前に、DVDに焼いておけば、少なくとも2年分のデータは救えたのだ。
その一手間を省いたばっかりに全てを失った。
責任の大半はわたしにある。

夫には気の毒だが、再度、写真を撮りに山に入ってもらおう。
記録魔の夫は、3年間の撮影データを5冊のファイルにまとめている。
それがあるのだから、いつ頃、どこに行けばその写真が撮れるか大体わかる。

昨日、言ってはいけないと思いつつ、ついつい本音が漏れた。
「そもそも写真を撮るのはあなたの趣味なんだから、また撮りに行けると思えば、どうってことないじゃない」と。
案の定、夫は、「バカ言うな!」と大声を上げた。
そして、意外なことを言った。
「年々体力がなくなって、山の奥深くまで細い道を登って行くのはしんどいんよー」と。

そっかー、若くて元気そうに見えても、やはり年齢相応に年を取ってたんだ。
少しは労ってあげないといけないなぁ…と優しい気持ちになった。(いつまで続くやら)