ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ここは欧州 

 ヨーロッパ3カ国周遊旅行(8)

インターラーケンのホテルが気に入った理由がもう一つある。
ロビーにあるパソコンで自由にネットが利用できたことだ。
しかも、利用者が少なく、全然、待たないで使えた。

日本を発って6日目、やっと気になっていたメールチェックをした。
わたしが旅行に出ているのを知らないパソコン仲間からメールが入っていた。
いつも直ぐに返事を出すわたしから返信がないと彼も心配するだろうと思い、返事を書くことにした。

そのパソコンは、英語とドイツ語のどちらかを選べるようになっていた。
日本語入力はできないのだろうかとコンパネを開いてみたが、日本語フォントはインストールされていなかった。
やはり、台湾や中国とは違う。
ここは、紛れもなく欧州だ。
仕方なく、英語で返事を書く。
日本語なら5分もあれば書き終えるものを、15分もかかった。
その後しばらくネットサーフィンをして楽しんだ。
夫に日本の最新ニュースを聞かせてあげようと部屋に戻ったら、既に夫は爆睡中だった。
    
翌朝のことである。
ホテルの庭園に出ると、中国人観光客のグループが数名、写真を撮り合っていた。
その中のひとり、人のよさそうな中年男性に中国語で話しかけた。
上海から観光に来ている一団で、これからパリに向かうと言う。
わたし達とは逆コースで観光しているようだった。
別れ際、彼が、「あんたは韓国人か?」と訊いて来た。
「日本人ですよ」と答えると、意外そうな顔付きをした。

外国で中国語を使うと、よく中国人から韓国人に間違われる。
見た目や雰囲気が韓国人っぽいのだろうか、わたしって…。
ま、別に、「ポルトガル人か?」と訊かれたいわけじゃないけどね。


ライン川下りの船上から撮影
古城と列車と遊覧船と
わたしのお気に入りの一枚