ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★美味しかったビビンバ


 ヨーロッパ3カ国周遊旅行(9)

今回の旅行は、ソウル・インチョン空港経由のアシアナ航空を利用したパッケージツアーだった。
行きの機内食がどうだったか、全く記憶にないが、帰りの機内食はしっかり覚えている。
というのも、ビビンバがあまりに美味しかったので、忘れられない。

フランクフルトを出発したのが夜の7時で、間もなく夕食が出た。
ビビンバとステーキの2択だ。
韓国料理が好きではない夫は、迷わずステーキにした。
わたしも韓国料理は別に好きではないが、もう、肉料理にはうんざりしていた。
どっちでも良かったのだが、とりあえずビビンバにした。
ところが、これが大正解だった。
美味しかった。
白米がとても美味しかった。
旅行中に数回、ご飯も出たが、どの国でも全てパサパサしていてまずく、人間が食べる物とは思えなかった。
わたしは、殆ど残した。
それに比べ、ビビンバのご飯の美味しかったこと!
機内食を平らげることなど絶対にないわたしが、ビビンバだけは全部食べた。
黙々とステーキを口にしている夫にもビビンバを少し分けてあげた。
夫も、「ご飯が美味しい!」と言って感激していた。
そして、ステーキを選んだ自分の不幸を嘆いた。

それにしても、わたしはフランス・スイス・ドイツ3カ国では暮らせない人間だというのがわかった。
主食のパンもワインも美味しかった。
でも、副食が口に合わない。
肉とハムやウィンナーなどの食肉加工品、それにチーズが主体の料理。
野菜といえばジャガイモ。(これは主食か?)
わずかにレタスやトマトやビーツが添えられているだけ。

美味しいご飯と豊富な野菜類、新鮮な魚介類に恵まれた日本で暮らせる幸せをあらためて実感した。

欧州3カ国周遊旅行は肉とジャガイモばっかりの印象