ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★合わない…

2年前のブログにも登場したYさん
彼が、ちょくちょく我に家に来るようになった。
もちろん、夫を訪ねて、である。

昨日も、彼がやって来た。
お茶請けになりそうなものが、娘の台湾土産のキノコ菓子(まずくて減らない)しかなかった。
でも、Yさんは、「3人で食べようと思って買ってきた」と言って、ミスドの袋を差し出した。
中を見ると、ドーナッツが3つ、入っている。
それで、ドーナッツと、いつまでも残っている台湾のキノコ菓子がお茶請けになった。

実は、わたしは、ミスドのドーナッツは、シンプルなオールドファッションドしか食べられない。
他のは、甘すぎて食べられない。
なのに、彼が選んだのは、3つともチョコレートがたっぷりかかっていて、しかも、中にねっとりクリームが入っているドーナッツだった。
つくづく、彼とは趣味が合わないと思った。
というのも、Yさん、去年の初め頃から、旅行へ行くたびに、お土産を持ってきてくださるようになったのだが、これがいつもハズレだ。

最初に貰ったのが、トルコ旅行のお土産。
これが、一口食べたら、二度と食べられないほど、まずかった。
まあ、トルコだから日本人の口に合わなくても仕方ない、と思った。
次にいただいたのが、スペイン旅行のお土産。
ヨーロッパ土産だから、きっとクッキーかチョコレートかなんかじゃない、と楽しみに開けた。
ところが、これが、餅っぽい、ネチネチしたお菓子。
餅っぽいお菓子や、甘みの強いお菓子が苦手なわたし。
わたしには食べられず、夫が全て食べた。
そして、先月いただいたのが郡上八幡のお土産。
日本のお菓子だから、今度こそ美味しいに違いない、と期待した。
ところが、これもまた、甘くて、餅餅していて、どうも二つ目を食べる気にならなかった。

Yさんが帰ってからのこと。
わたしが、「ホント、Yさんって、お菓子の趣味が悪いよねぇ」
と、物を貰っておきながらブツブツ不満を漏らすと、夫が言った。
「でも、やっと台湾の菓子がなくなってよかったじゃないか」と。
Yさんが、きれいに食べてくれたのだ。

やっぱり、彼とは食べ物の趣味が合わない。