ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ライバル

日本語教室の話題。

9月になって、新しく二人の学習者を担当することになった。
二人とも、中国人花嫁である。
一人は、王さん。
5年前に一度、ダンサーとして来日しており、少しは日本語がわかる。
でも、仕事で覚えた日本語なので、滅茶苦茶な日本語である。
もう一人の陳さんは、日本は初めてだが、とても勉強熱心。
来日して2ヶ月だというのに、ひらがな、カタカナを確実に暗記している。
でも、知っている日本語はわずかだ。

二人とも美人で、お化粧も完璧。
スタイルがよくて、おしゃれ。
だから、最初から、どこか張り合うところがあったのだろう。

第1課の学習は、自己紹介。
自由にやり取りしてもらった。

王 : 初めまして。わたしは王△△です。どうぞよろしくお願いします。
陳 : わたしは陳△△です。あなたは何歳ですか?
王 : 【憮然として】27歳。あなたは何歳?
陳 : 23歳です。
王 : 【驚いて】若いねぇ。
陳 : わかい???
    可愛的意思ma?<かわいいってこと?>
王 : 【即座に】不!<違うよ!>
    年軽的意思。 

思わず笑ってしまった。
これから先の二人の張り合いが楽しみだ。