ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★心と裏腹

昨日は早朝から出かける用事があった。
4時に家の近くまで車の迎えが来るので、3時15分には起きなければならない。
朝が早い時は、目覚まし時計一つでは不安なので、いつも携帯電話のアラーム機能を利用する。
ところが、昨夜は寝る前に丁度わたしの携帯が充電中だったので、夫のを借りることにした。

前夜10時前には寝た。
そして、3時15分、目覚ましと携帯の音で目が覚めた。
両方のアラーム音を消し、階下へ下りた。
急いで、出かける用意をする。
3時55分、出かけようとしたら、夫が2階から下りてきた。
わたしは驚いた。
まさか、夫がわざわざ見送ってくれるとは思わなかったからだ。
わたしは、ニコニコしながら言った。
「まぁ、わざわざ起きて見送ってくれなくてもいいのに」と。
すると、夫はわたしに携帯を突きつけた。
そして、「10分おきに鳴る!煩くて眠れん!!」とブスッとして言った。

アチャー!そりゃあ眠れんよねぇ。

10分おきに鳴るように設定していたらしかった。
わたしの携帯は、一度ボタンを押せば、それで鳴り止むが、夫のそうではなかったようだ。
他人の携帯のアラーム設定がどうなっているのか、わたしも知らない。
ともかく、そのアラーム設定を削除した。

それにしても、自分で鳴らないようにすればいいのに、と思ったので、
「わざわざ持って下りなくても、自分で解除すればいいのに」と言うと、
「やり方がわからんから下りてきた」と、憮然として言う。
「あ、そう。ごめん、ごめん」と言って、とりあえず、しおらしく謝った。
でも、心中、「情けない!少しは頭を使えよ!」と悪態をつきながら家を出た。