ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★柿の異変

今年は柿が一つも生らなかった。
毎年、生り過ぎて、処分に困っていた柿なのに。

その柿の木は、夫が子どもの頃から庭にあったそうだ。
だから、もうずいぶんな老木である。
それでも、秋になると律儀にウンザリするほど実をつけていた。
小粒だが、硬くて甘い。
しかも、早生なので、9月下旬から食べられる。

その頃から決まってわたしの体重が増える。
わたしは柿が大好き。(柔らかい富有柿や甘すぎる干し柿はあまり好きではないが)
食後のデザートに、3時のおやつにと、一日に何個も食べてしまう。
それでも、絶対に二人では食べきれないので、ご近所さんや友達に配って回る。

そんな柿が、今年は異常気象のせいか、一つも生らないのだ。
わたしがここに住み始めて以来、初めてのことである。

柿を採るのは面倒くさい。
脚立と高枝鋏が必需品となる。
脚立はこの時期、いつも柿の木の下に置いてある。
柿を採るのが日課になるからだ。
夫が鋏で掴んだ柿をわたしが受け取り籠に入れる。
直ぐに籠がいっぱいになる。
それが何日も続く。

その仕事は今年はない。
それでも、枯れ葉は着実に落ちてくるので、毎朝、庭の掃除に追われている。(夫が)

柿のない秋。
今年はお陰様で、46キロの体重をキープしている。