ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★隣のおじさん

午後4時。
ウォーキングに出かけようとしたら、隣のおじさんが枝豆の枝を数本、ぶら下げて来訪。
  
  △△ちゃんはおるかぁ。
  ユリさん、枝豆がたくさん出来たから、これを茹でてくれ。
  茹で上がった頃に来るから、△△ちゃんに一緒にお酒を飲もう、言うといて。

おいおい、わたしゃ、これからウォーキングだよ、と思ったが、受け取った。
仕方ない。
老人は大切にしなければならない。

枝豆を茹で、冷蔵庫にあるもので酒の肴を用意する。
出来上がった頃、まるで、どっかから覗いていたかのようにタイミングよくおじさん再訪。
手には一升瓶。
夫と二人、酒盛りが始まった。

わたしも席を外すのは失礼な気がして、台所仕事をしながら、二人の話に付き合う。

栗の鬼皮を剥いたまま水に浸けていたのを渋皮も剥いで冷凍庫に。
カボチャが半分、冷蔵庫に入ったままになっていたので、腐る前にカボチャスープを作る。
キノコをたくさん貰っていたので、キノコの酢漬けとキノコハンバーグのタネを作る。

6時半、炊飯器のご飯が炊き上がる電子音を聞き、おじさん、やっと2時間も飲んでいたのに気が付いた様子。
やっと重い腰を上げられた。

ウォーキングには行けなかったが、台所仕事がはかどって、よかった、よかった…
と思うことにした。