ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★単純女

昨日、娘たちが帰って行った。

春節訪問で生じたわだかまりを抱えたままだったので、二人を迎えに行って3ヶ月ぶりに対面したときは、どことなくぎこちなかった。
ところが、婿殿が持参したiPhoneですっかり空気が変わった。
というのは、到着早々、彼のiPhoneWi-Fi接続しなければならなくなったからである。

去年の夏は、婿殿はモバイルパソコンを持参した。
その時は、無線LANにつなぐのに、パスワードのことで頓挫し、LANケーブルでつなげればいいじゃないということで、そのままになったという経緯があった。
今回は、その手は使えない。

そもそも、2年前に無線LANルーターを買ったとき、全てが自動的に設定され、パスワードを設定したという記憶はわたしにはなかった。
考えてみれば、当然、パスワードは必要である。
さもないと、近所の人に勝手に使われてしまう。

コンパネを開いてネットワークの状態を調べてみた。
「ワイヤレスのプロパティ」を開くと、「セキュリティ」の項目があった。
そして、初めてセキュリティキーが表示できることを知った。
見ると、それは、絶対に自分で設定したようなパスワードではなく、予め決められていたものだというのが一目瞭然だった。

ともかく、それを書き写し、婿殿に渡した。
婿殿は、こんなに直ぐにiPadが使えるようになるとは思わなかった、と言って、とても喜んだ。
娘も、さすがママ!と言って、わたしを持ち上げた。

わたしは単純女である。
それですっかり機嫌を直した。