ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★金は出しても口出すな

血の繋がった親子なんだから、激しく言い合ったからといって関係が壊れることはない、と言われるが、春節以降、わたしにはそうは思えなくなっていた。
お互い言いたい放題言っていると、親子でも修復できない溝はできる。
ましてや、独立し、結婚した子どもとやり合うと、その溝は深い。
「子どもが所帯を持ったら、金は出しても口出すな」というのが、わたしの尊敬する年配の女性の口癖である。
それを実感した春節旅行だったのだ。

ところが、今回の二人の来訪では一度も娘とぶつかることがなかった。
本当に穏やかに8日間が過ぎて行った。

この3ヶ月間で、わたしも少しは変わったのかも知れない。
自分の考えを娘に押し付けなくなったし、娘の生き方を認めるようになったと思う。
もしかしたら、娘も娘なりに反省したのかもしれない。
だが、それだけではない。
3ヶ月前にあんなに情けない思いをしなければならなかったのは、場所が台湾だったせいだと気づいた。
つきつめれば、婿殿の家族との付き合いが濃密すぎるせいなのだ。
娘と婿殿だけが日本に来て、我が家で暮らす分には、本当に何の問題も生じないのだ。
娘にとっても、一緒に付いて来る婿殿の家族の世話や気遣いも要らないし、時間的にも精神的にも本当にのんびりできる。
だから、彼女もイライラすることもなかったのだろう。

ところで、婿殿、ネットオークションでデジイチを買った。
それが、北海道から我が家に届いていた。
滞在中、デジイチに慣れるためにたくさんの写真を撮り、わたしのパソコンに残して行った。

次回のブログから、そのうちの何枚かを使わせてもらおう。