ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★孤独な肥満猫

台湾で生活している娘が、彼女の住むマンションの屋上に住み着いている孤独な猫、アビの写真を添付してEメールを送ってきた。

過去にどんな目に遭ったのか、人間不信のアビは、絶対に人間に懐かないそうだ。
マンションの管理人が日に一度、餌をやりに来たときだけ、「ニャー」と一度だけ、とりあえず鳴くそうだ。
彼以外の人が現れると、さっと姿を隠すそうだ。
だから、アビの写真はとても貴重なのだそうだ。
アビは、一日中、一年中、一人で(というか一匹で)暮らしている。
猫友達はいない。
ただ、食べることだけが楽しみらしい。
運動などしない。
というか、太りすぎて歩くので精一杯。
ともかく、こんなにも太っている。

座ったときの後姿。お尻が顔の5倍はありそう。

歩く時も、お腹に脂肪が付き過ぎて、背中を持ち上げないと地面に擦れてしまう。

太った人は道に1万円札が落ちていても屈むのがしんどいから拾わないという話を聞いたが(本当か?)、アビも太りすぎて屈んで餌が食べられない。
だから、写真のように、餌皿(これは皿か?鍋じゃないのか?)が上から吊るしてある。


猫は一匹で孤独に生きていける動物なのだろうか。
人恋しく、じゃない、猫恋しくはないのだろうか。
見たことのない猫ではあるが、それなり気になる。

                                  2007/3/24

【コメント】

こんばんわ。肥満猫Kしゃんの兄貴、Yです。すばらしいストーリーで吸い込まれました。この肥満猫、台湾のKしゃんの分身に間違いありません。ちなみに万札ひらひらしてみてください、いままで動きの鈍かった猫が豹変します(笑)。今後ともよろしくお願いいたします。 (Yさん)

Yさん、初めまして。コメントいただき、ありがとうございます。Kしゃんのお兄さんということなので、きっと愉快な方なのでしょうね。Yさんのコメントを読んでいたら、本当にKしゃんが肥満猫とダブってきました。Kしゃん、ごめんなさい。m(__)m

まあ、わたくしとしたことが、何て失礼なことを書いていたのでしょう。
軽率なコメントをどうかどうかお許しください。
本当に反省しているのなら、わざわざ再び載せるなよという声が聞こえてきそうです。