ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★やっぱりオバサン


カテゴリーの「思い出話」が、わずか7件しかないのに気付いた。
いつのまにか、「日記」ばかりが増えている。
というわけで、今日のブログは、思い出話…。

7年前の春、ニューオーリンズを一人で旅行した。
その頃、娘がヒューストンの大学に留学しており、娘を訪ねて行ったときのことである。

ヒューストンからニューオーリンズへは、飛行機で一時間くらい。
歴史の浅いアメリカにあって、そこは19世紀の街並みが残っており、フランスやスペインの香りが漂う街だ。

夜は女一人ではちょっと怖いのでホテルから一歩も出なかったが、昼間は地図を頼りに歩ける所はひたすら歩いた。
有名な観光地、フレンチ・クオーターを散策していると、なんと二度もナンパされた。
40代のオバサン(その頃はまだ40代)でもアメリカ人男性には若く見えるのか、まだナンパの対象になるようだ。
まだまだ捨てたもんじゃないと気を良くしてバーボン・ストリートを歩いていると、向こうからバックパックを背負った日本人らしい男の子がやって来るのが見えた。
すれ違う時、一瞬、目が合った。
ニューオーリンズに着いてから二日目、初めて出会った日本人である。
ちょっと嬉しくなって、
「こんにちは!」
と声を掛けると、彼はどうも聞こえない素振り。
わたしも意地になって(意地になることはないのに)、再度、
「こんにちは!」
と言うと、今度は迷惑そうな顔をされてしまった。
それでやっと自分がオバサンなのを思い出した。

                                   2007/7/20

【コメント】

はじめまして。思わず苦笑してしまい、お邪魔いたしました。かくいう私もオバサン。でも40代でナンパされたなんて、すごーい!!うらやましーい!!忘れさった記憶がよみがえりました。お互い気持ちは「若く」行きましょうね。(ノンチ)

ノンチさん、こんにちは。苦笑しないで爆笑してください。ハハハ。ナンパなんて結婚してからは縁がなかったので、単純なわたしはとっても嬉しかったですよ。ウフフ。気持ちだけじゃなく、見た目も若く行けるといいなぁ。無理?やっぱり…。

今でもフレンチ・クオーターを一人で歩いていたら、ナンパされるかなぁ。
かましい?……はい、失礼しました。