ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★中国の教育事情


  〜 2007/2/21 〜


昨日は週に一度の日本語教室のボランティアの日。
生徒さんは主に中国、フィリピン、タイ、ロシア語圏などからやって来たお嫁さんや研修生。
留学生やALT(Assistant Language Teacher)も何人かいる。

わたしは現在は日本人と結婚した中国人の若いお嫁さんを担当している。
 
彼女達を教えていてつくづく感じるのが、彼女達が世界の国について本当に何も知らないことだ。
世界地図を見せて、大国のうち、かろうじてアメリカがわかるくらい。
フランスやドイツなど、ヨーロッパにあることすら知らない。
ましてや、はるかかなたのブラジルなど、どこにあるのか全然、見当もつかないのが現状だ。
 
それに、英語がわからない人が多い。
カメラとかバッグなど、camera、bagを知っていれば直ぐに覚えられる単語だが、こんな簡単な英単語も知らなくて驚いてしまう。
もっとも、留学生だと、一般的な知識は持っている。
都市部か内陸部か、出身によって教育事情が異なり、教育程度もずいぶん差があるのだろうか。

などと他人事のようなことを言ってられるのも、あと数年かも。
ゆとり教育を受けた今の日本の子ども達も、本当のところ、どの程度の基礎学力、基礎知識を身につけて大人になっていくのか、ははなはだ心もとない。
分数の計算が出来ないのも問題だが、せめてフランスの首都はパリだってことくらい知っていて欲しいし、60年前に広島や長崎に原爆を落としたのはアメリカだってことくらいは知っていて欲しい。

 
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やれやれ、いつの間にやら最後は小言婆あになってますねぇ。
フ〜〜〜ッ。