ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★捨てられない!


   〜 2007/5/1 〜
 
「捨てる!」技術、という本があった。
物が捨てられないわたしは、もちろん読んだ。
著者の潔いのに感動した。
わたしも見習わなければとその時は思ったものの、やはり捨てられない物はどうしても捨てられない。

洋服ダンスやクローゼットには、恥ずかしながら、20数年前の洋服までしまってある。
もしかしたら娘が着てくれないだろうかと思って取っておいたが、娘は手に取ろうともしない。
流行が違うのだから、当然だ。
それでも、捨てられない。

雑誌はパソコン関係以外のものは大体、読んだら直ぐに捨てるが、本は、どんな本でも、なかなか手放せない。
それでも、定期的に処分しているので、気になるほどではない。

どうしてもゴミとして廃棄できないのが初代パソコンである。
1996年の6月に購入したWindows95のデスクトップパソコンである。
17インチのCRTディスプレーだから、ともかく大きい。
場所を取る。
今は、娘の学習机の上にドカンと収まっている。
(この学習机も捨てればいいのに、捨てられずにいる)

何しろ初めてのパソコンである。
愛着もある。
11年前には、今のように簡単にインターネット接続ができなかった。
売店、プロバイダ、遠方に住むパソコンおたくの甥に電話しながら、3日がかりでやっとインターネットに繋がった時には、大袈裟でなく、天にも昇る思いだった。
そんな思い出もあり、なかなか、このマシンだけは処分できずにいる。
98マシンを買った時、トランプゲームするのにパソコンを欲しがっていた、当時、小学生だった甥に譲ってやれば良かったのに、それもできなかった。
そのうち、パソコンを廃棄するのにお金を払わなければならなくなった。
ところが、最近、日曜日には、パソコンを無料で引き取ります、と言ってトラックが家の前を通るようになった。
分解して使えそうなパーツは取り出してリサイクルするのだろうか。
それとも、北朝鮮にでも送られて行くのだろうか。
こんな古いマシンでも、誰かの役に立つのかも知れない。
と思っても、やはり収集車に出せない。

退職後、片付け魔と化した夫が日に一度は、「あのパソコン、どうするんだ」とわたしを責める。
本当に悩ましい。


【コメント】

こんにちわ。お気持、大変よく分かりますよ。(笑い)私は、結構「平気で処分する」タイプなのだと思います。それでも、やはり何らかの思い入れがあるものは迷いますよね。ですから「処分するのに迷いそうなもの」は出来る限り手元に置かないようにしています。写真を撮らないのも、そのひとつかと。(苦笑)<Tさん>

Tさんの今日のブログに「過去は振り返らない」タイプの人間だ、ってありますが、以前のコメントにも「過去は振り返らない」って書かれていたのを覚えていて、そんなことから、Tさんが「平気で処分する」タイプ、っていうのは、なんとなく想像できますね。それで、これまでに一体、何人の女性が泣かされたのでしょうか?(笑)


      ********************


若い彼女とのデートなんかも時おりブログにアップされてたTさん。
きっと今でも変わらず若い子にモテモテなんでしょうね。