ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★夫と川柳


 〜 2007/5/7 〜

昨日は日曜日。
日曜日の夜10時からは、いつものように娘とのSkypeタイム。
いつも夫が先に済ませ、わたしに替わる。

昨夜は、Skypeが始まる前から、夫のテンションは高かった。
なにしろ、昨日の地方紙に夫の川柳が掲載されたのだから。
2度目の挑戦で採用されたのだから、まあ、鼻高々である。

夫は退職後、短歌を始めた。
NHKの短歌テキストも買ってきた。
先々週の日曜日には8時半にはきちんとテレビの前に座り、テキストに書き込みなどしながら熱心に視聴していた。
先週の日曜日は、お昼ご飯を食べながら、朝、短歌の番組を見忘れたことに気付いた。
わたしは、三日坊主どころか、一日坊主だ、と言って、カッカッカと高笑いした。
昨日の日曜日は、とうとう、番組を見忘れたことにさえ気付いていなかった。

短歌の才能はないと早々に見切りをつけ、川柳に燃え始めていたのだ。
着想はなかなか面白いと思う。
ただ、言葉の使い方が稚拙で、今回の入選作も、わたしが一部手直ししたものを投稿した。
だから、実は夫婦の合作が掲載されたのだ。
でも、夫は、娘にはいかにも自分の作だというように自慢していた。
娘も我が事のように一緒になって喜んでいた。
退職後の趣味がまたひとつ増え、娘も安心したのだろう。

ただ、新聞だから、川柳などには興味のない人はその紙面は見ない。
だから、夫の作品に気付いて電話してこられたのは、残念ながら、たったの二人だった。
昨年の11月、わたしがNHKテレビに出た時、放映後、ひっきりなしに電話がかかってきたのと比べると、あまりの反響のなさに不満そうではあったが。

ともかく、昨夜のSkypeは、夫は始終ご機嫌だった。
娘に褒められ、妻にも認められ、これまでの日曜日になく、心地よい眠りに入ったことだろう。

     
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あれから40年、じゃない、一年半。
感心なことに今でも川柳は続いています。
先週も夫の川柳が8ヶ月ぶりに地方紙に掲載されました。
大学生の大麻汚染を早慶戦になぞらえて作ったものでした。
滅多に夫を褒めることのないわたくしでございますが、久々に夫を褒めてつかわしました。