ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★父親節快楽!


  〜 2007/6/18 〜

昨日は父の日。

何であれ、人から物を貰うのが大好きな夫なのに、すっかり父の日のことを失念していた。(珍しい)
だから、宅急便が届いても、「誰からだろう?」などとつぶやく始末。
わたしは直ぐに娘から父の日プレゼントが届いたのだと気付いたというのに。

夫は、パッケージを見るなり、その形状から、もしかしたら胡蝶蘭?などと言う。(あり得ないっ)
中身はブラックベリーの鉢植えだった。

メッセージには

  父親節快楽!
  台北に来てくれてありがとう。
  園芸好きのパパにぴったりな植物です。
  楽しんで!
              △子

とあった。

喜んだ夫、早速、写真を撮って、娘にメールで送ろうと言う。
ブラックベリーだけ撮るのかと思えば、ブラックベリーを持ち上げ、ポーズを決めた。
「撮ってくれ」と言う。
で、仕方なく夫と一緒にブラックベリーを撮る。


夫は、これを添付したお礼メールを書き、新作の父の日の川柳も添えて娘に送った。

夜は、いつものように10時からSkypeタイム。
夫はブラックベリーの礼を言うと(胡蝶蘭かと期待した、と嫌味を言うのも忘れない)、早々にわたしに替わり、お風呂へ直行。
娘とお喋りに夢中になっていると、お風呂場から夫の声がする。
「川柳の感想を訊くのを忘れてた。訊いといてくれっ!」
と叫んでいる。

娘は、まだ、朝、送信したメールを見ていなかったようで、早速、メールを開き、読み始めた。
しばらくして、クスクス笑い出す。
「えっ、その川柳、おもしろい?わたしは、駄作だと思うけどねぇ」
と言うと、
「あんまり当たり前すぎて笑えるよ」
とのこと。
「ほんと、ほんと。やっぱ、川柳の才能ないねぇ、パパ」
と言って、二人で声をそろえて笑った。

お風呂場から、何も知らない夫の、のどかな歌声が聞こえてきた。


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今年の父の日プレゼントをアップしたブログを読み直してみました。
何と、夫をとても尊敬している内容でした。
半年前のことなのに、すっかり忘れていました。
記憶力の衰えをとみに感じる今日この頃です。