ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ガ〜〜〜ン!夫に見つかった!


                                             〜 2007/6/28 〜

と言って、別に不倫現場ではない。

一昨日、わたしは夕食の用意をしていた。
夫は、パソコンで桑の実を検索していた。
なんでも、桑の実は体に良いと聞き、友人の家に桑の木があるから採りに行く気になったらしい。
その友人に桑の実の効能を知らせるのに、ネット情報をプリントして見せた方が信憑性があるなどと言って張り切っていた。

引き戸が開け放してあるので、プリンタの音も聞こえていた。
何の用事だったのか、あまりのショックで忘れてしまったのだが、ともかく、隣の部屋に入ると、床に数枚、印刷済みの用紙が落ちていた。
目をやると、見慣れたプロフィール画像(わたしの似顔絵)が真っ先に目に飛び込んでくる。
拾い上げると、なんと「★プリンタ騒動」のタイトルでアップしたわたしのブログではないか!
露出したわたしの手足が写った大きな写真も目に入る。
1枚目と2枚目にそのブログとCOMMENTが5件。
3枚目には、わたしの最後のCOMMENTが途中までプリントアウトされていた。

思わず、
「えーーーーっ、これ、何? あなたがプリントアウトしたん!」
と声を張り上げていた。
「まっさかぁ。こっちこそびっくりした。まさか△子がこんなことをしてるとは知らんかった」
と憮然として答える。
「嘘でしょう!これまでもこっそり見てたんじゃないん!」
と逆切れする。
「バカらしい!△子のしてることに興味はない」
と、夫は低い声で言い返す。
「じゃ、どうしてこれがあるんよっ!」
わたしも、もう、ヤケクソである。
「桑の実のホームページを印刷してたら、これが最初に出てきたぞぉ」

どうも、その日、COMMENTを書いている最中に何かの拍子に指がキーに当たったのだろう。
プールされていたのがプリントされたようだった。

心臓をパクパクさせながら台所に戻る。
食事中、わたしも夫も一切、ブログについて触れなかった。

その夜、夫は地域の集まりがあり、公民館へ出かけた。
わたしは、先ず、プロフィール画像の似顔絵を替えた。
ブログタイトルも替えた。
それでも、Internet Explorerのお気に入りに、リログのトップページやわたしのブログサイトなどを収めている【Re:log】フォルダがある限り、夫はその気になればいつでも探し出せる。

Firefoxをダウンロード、インストールした。
リログだけ、このブラウザで見ることにした。
IEのお気に入りから【Re:log】フォルダを削除した。
これで完璧だ。
夫はブラウザはIEしか知らない。
Firefoxを開くことはないだろう。
やっと平静を取り戻した。

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その後、間もなく夫のパソコンにもインターネットができる環境を整えてあげました。
それからは、夫は二度とわたしのパソコンに触ることはなくなりました。
それにしても、夫がブログのことを問い詰めなかったことが、いまだに解せません。
所詮、夫婦といえど、男と女は死ぬまでわかり合えないものなのでしょうか。(大袈裟なっ!)