ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ワイドショーの男


   〜 2007/9/7 〜

夫は話好きである。
電話が好き、立ち話が好き。
話題の豊富な男だ。
町のことも、他人のことも、よく知っている。
だから、ちょっと集金に来た人にでさえ、何か話かける。
お気の毒にも、その人は、しばらくは足止めされることになる。

夫が定年退職してから、通話料金がこれまでの5割り増しになった。
もともと、IP電話だから、全国一律3分8円で済むからいいようなものの、暇さえあれば誰かに電話している。
電話嫌いなわたしと対照的だ。

ご近所さんとの立ち話、というのもわたしは苦手。
だから、ご近所さんの噂話はいつも夫から聞かされていた。
そうは言ってもこれまでは夫が昼間在宅するのは週末だけなのだから、ご近所の動向を知るのは我が家はいつも最後だった。
ところが、夫は今や毎日サンデー。
情報が入るのが早い、早い。
どこからともなく色んなことを仕入れてくる。
どこどこの家はどこどこに引っ越した、とか、どこどこの息子さんはどこどこからお嫁さんを貰ったとか。

いつからか、わたしは、夫を「ワイドショーの男」と呼ぶようになった。
夫も、それを認めているので、全然、気にしていない。
ネイミングがうまいっ!と言って、気に入っているくらいだ。
不思議な男である。
まあ、そんな男と暮らしていると、退屈はしないからいいけれど…。


【コメント】

こんにちは。「ワイドショーの男」とはうらやましい!ウチの夫は無口な人。近所のことも知らないし私の話も「ふ〜ん」。ただアルコールが入るとおじゃべりに・・その時は私が「ふ〜ん」です。<ノンチ>

ノンチさんのご主人は寡黙な人なのか〜。「男は黙って…」のいい男なんだ〜。いいなぁ〜〜〜。うちのは、素面でもアルコールが入ってもいつでもにぎやかな男です。(^^ゞ


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今もワイドショーの男ぶりは健在です。
でも、最近は、ご近所さんや地域のことなど身近なことに興味・関心を持つことの重要性がわたしにもわかるようになりました。
社交的な夫を見習わないといけないなぁと反省しています。
今日はとっても素直なわたくしでございます。