ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

2012-01-01から1年間の記事一覧

人生いろいろ

日曜日、市のイベントに参加した。 出し物を見ていると、「おばちゃん、こんにちは。私、誰かわかる?」 と、30代半ばくらいの女性にタメ口で声をかけられた。 まじまじと見つめたが、浮かんでこない。 「わからない。誰だったっけ?」と訊くと、 「鈴木。…

不毛な会話

昨夜、晩ご飯を食べているとき、突如、夫が話しかけてきた。夫 : ユリは髪を染めとるん? 私 : 染めとるよ。 夫 : えーーーっ! ユリの白髪、見たことがないけどぉ。 私 : へっ、気づかんかった? わたしの頭、見たことないんじゃない? 夫 : ………。 私 …

加齢現象

今朝、朝ご飯の仕度をしていたら、新聞を読んでいた夫が言った。 「うえどあやが結婚するんだって」。 わたし、「へぇー」。 (あんな年なのにまた結婚するんよね、すごいわー)夫が、「相手はえぐざいるのひろ、42歳だって」 と続ける。 わたし、「へぇー…

兄弟

夫は3人兄弟である。 義姉は夫より10歳上で、義弟は1歳下。 2人は東京に居を構えている。 義弟はこの春、定年退職し、時間的にも余裕が出てきたようだ。最近、京都に住む、義姉の亡夫の兄のお見舞いに行く話しが持ち上がった。 お見舞いがてら、遠いご…

神業

以前、「★よくできた妻」で、我が自治体のごみ収集の煩雑さを書いた。 今でも面倒なことに変わりはない。 わたしはゴミの分別は確実にできるのだが、夫のほうはいまだに定着せず、いい加減である。 それでも、最近は運よく我が家のゴミ袋が置き去りにされる…

駄作

中国語の勉強にもなるので、中国語のドラマや映画はできるだけ見るようにしている。 なにしろ、地上波、BSともに韓国ドラマばかりで、中国・台湾ドラマは非常に少ない。 だから、内容の如何に関わらず、中国ドラマ、台湾ドラマはわたしにとっては貴重である…

レモネード

今週のお題「2012年、夏の思い出」 この夏の思い出といえば、これしかない。 頭も心も ( 体は別 ) 高校3年生に引き戻されたこと。7月下旬、メールアドレスを同窓生名簿に載せている人宛てに一斉メールが届いた。 メールにはお盆に予定されている学年同窓…

家族を守る

松浦弥太郎さんの随筆を読んでいて、興味深い文章に出あった。 松浦さんは、『暮しの手帖』の編集長で、1965年生まれ。随筆の見出しは「家族を守る」。 下にその部分を書き写す。自分の親と妻の接点は僕であり、妻の親と僕の接点は妻であると思っていま…

淡白

昨日、娘からメールが届いた。 来月帰省する予定だったのが急遽キャンセルになったと。 理由は、婿殿と一緒に行く予定だった人が行けなくなり、代理で自分が同行することになったからと。夫が帰宅し、そのことを告げる。 案の定、がっかりしていた。 「でも…

ゴーヤジュース

今週のお題「夏の味」 この数年は、夏といえばゴーヤ。 夏の訪れとともに数軒のお宅からゴーヤが届く。いつ頃からだろう、この辺りでもゴーヤを栽培する家が増え、ゴーヤ攻めが始まった。 「ゴーヤ、要る?」と訊いてくれる人には、「今あるから…」と断れる…

物わかり

9月に娘が帰省することが決まってからは、夫は3人で旅行できるのを楽しみにしていた。 婿殿抜きの、親子だけの旅行である。 昔に戻ったようで、わたしも嬉しい。3泊4日の日程で東北へ旅行しようと夫は考えていた。 わたしは東北地方は一度も行ったことが…

子離れ

娘からメールが届いた。 婿殿が9月中旬から3週間、ひとりでヨーロッパへ行くので、どうしようかという相談だった。 帰省するか、わたしと旅行に行くか、わたし達が台湾へ行くかの3択。 迷うまでもなく、返答は帰省だ。 夫を一人残して母娘で旅行に行くの…

どうしよう

来月から有料オプションに申し込んでいないと、日記に広告が表示されるようになるようだ。 あの広告は実に目障りだ。 申し込めば見なくても済むのだが、それをすると色々問題が発生する。先ず、クレジット会社から支払い明細書が届いたとき、最初に夫が開封…

達成感

今週のお題「夏休みの自由研究」夏休みの自由研究となると張り切っていた。 夫が。 娘のために。夏休みになるといつも夫はいそいそと娘の自由研究の題材を考え、入賞を楽しみに娘を手伝っていた。 今こそ父親の出番だっ!と勘違いしていたようだ。最もわたし…

大きなお世話

歩数計を買ったのが去年の8月。 今でも毎日、欠かさず身に付け、測定している。夫にも買ってあげると言いながら、そのままになっていたのだが、先日、とうとう夫が自分で歩数計を買って帰った。 家電量販店のチラシ広告で、580円のを見つけたそうだ。 タ…

優越感

自慢にもなんにもならないが、わたしは花の名前を知らない。 覚えるのも苦手である。 花の名前の話になると、「わたし、花の名前はチューリップとバラとユリくらいしか知らないから」と言って、予め予防線を張っておくのが常だ。 だから、夫も含め、目に入る…

飽きっぽい

去年の6月、苦労して梅肉エキスを作った。 重労働の賜物なのだから、絶対に誰にもあげないぞ、と言いながらも、年配の知り合いの方が来られたら、梅エキスは元気になりますよ、と言いながら、一口ずつ味見してもらった。 あまりに酸っぱいので、どなたも二…

野良猫騒動その後のその後

野良猫騒動のチーちゃんのその後を記してから早いもので半年以上が過ぎた。 チーちゃんのことはもうすっかり忘れていた。2,3週間前だったか、夫が、チーちゃんが時々我が家の近くまで来ているのに気づいた。 庭の隅っこで横になっていたり、わたしの車の…

ピーマン攻め

昨日の朝9時過ぎ、「おはよう」の声とともに玄関のドアが開く音が聞こえた。 チャイムを鳴らさないで、突然、ドアを開けるのは隣のおじさんに決まっている。日曜なのに、夫は出かけていた。 わたしは、姪にメールの返事を書いていた。 「ハーイ」と大きな声…

わがまま

ホームベーカリーを買ったのが去年の9月初め。 いまだ、食パン作りは続いている。一番好きなのはクルミ食パン。 でも、クルミはけっこう高いので、そう頻繁に焼くわけではない。 最もよく焼くのがフランス食パン。 形は食パンだが、フランスパンのように皮…

あきらめ

昨日の夕方、隣のおじさん来訪。 おじさんは、絶対に玄関のチャイムを鳴らさない。 ドアを開けながら、「おる?」と訊く。「ハーイ」と言いながら立ち上がると、おじさんの「キュウリはある?」の声が聞こえた。 悪い予感がした。 「キュウリ、ありますよー…

当惑

隣のおじさん、と言っても、既に90歳なのだが、昔から「おじさん」と言っているので、年をとったからといって「おじいさん」と言い換えるのは難しい。 わたしがいまだに18歳年下の姪から「ユリねえちゃん」と呼ばれるのといっしょである。 決して「ユリ…

羨ましい話

最近、50歳の松田聖子が3度目の結婚をした。 さすがにいつまでも若々しい人は更年期なんて無関係なんだと感心していたら、近くにもそんな女性がいるというのを耳にした。我が家から車で10分の距離に彼女は住んでいる。 当年とって59歳。 初婚の男性と…

予告

このブログにしばしば登場する、語言交換をしている王さん。 先日は、彼女の家に着くと直ぐ、中国の実家に荷物を送りたいから郵便局まで乗せて行って欲しいと言われた。 まあ、断る理由もない。 パジャマ姿から外出着に着替えるのをしばらく待つ。10分後に…

単純

夕食後、いつものようにウォーキングしていると、向こうから見慣れた顔の女性が歩いて来るのが見えた。 コミュニティセンターの会報誌の編集仲間、Fさんだ。 Fさんは夫の同級生で、とても話好きな女性。 いつもニコニコしていて、感じのいい人だ。 彼女がウ…

3時間20分

昨日のブログの彼女、2時ちょうどにやって来た。 約束どおり、わたしは何も用意しなかった。中国語の用件は30分で終了し、雑談が始まった。 わたし:彼女=3:7の割合で喋る。 4時過ぎまで、一瞬も滞ることなく話は続いた。 飲まず食わずで。4時10…

気に入った

最近、ウォーキング中にユニークな女性と仲良くなった。 年齢はわたしより3歳上。 いつも両手に水がいっぱい入った500ミリリットルのペットボトルを持っている。 両腕を勢いよく振りながら颯爽と歩いている。 くびれを強調したスポーツウェアを着て、ば…

納得したか

娘は先週の土曜日から仕事で北海道へ出かけていた。 そして、昨夜、台湾へ戻ってきた。昨日の午後、日本を発つとき、これから飛行機に乗る、家に着いたら電話すると電話してきた。 夜、夫は子機を手元に置いて電話を待っていた。電話がかかると、夫は先ず、…

相手による

昨日のお昼前、携帯のメール受信音が鳴った。 「ネット注文していた宮崎産のマンゴーが届いたので、3時ごろ、来られませんか」というお茶の招待だった。 即刻、「喜んで伺います」と返信する。宮崎産のマンゴーだなんて、ずいぶん高かったでしょうに、夫婦…

不謹慎な姉妹

今週のお題「父との思い出」先日、父の13回忌をすませた。 早いもので、父が亡くなってから12年になる。かつて、父にまつわる、とてもみっともない思い出を書いたことがある。 今読み返してみても、あの頃と自分があまり変わっていないのに気づく。その…